気まぐれ日和の毎日
衣兎の日常的な日記です。毎日の出来事を書いています。
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道化姉弟 続き

正門に近づく。
そしたら、予想通り姉さんがいた。
「お待たせ、姉さん」
王子様さながら以下略。
「あ、禮。結構待ったよ、早く帰りましょ」
「うん、そうだね。ところで、姉さん、朝の現状みた?」
「見たわよ? でも、あんなん邪魔だったわけだしいいじゃない」
「そんなこと言うと姉さんがやったと思われるよ?」
「別にいいわよ、禮さえ信じてくれれば私はそれだけで充分」
そう言いながら姉さんは五指を僕の五指に絡めてきた。“五指”なんて言葉あるのかと頭の片隅によぎったけれど今は姉さんのことを考えるので忙しい。
具体的に考えていたことは言わないけども。

「禮、そういえば友達できた?」
「いま、現在サボり中の学生本文の仕事をしていない僕に友達ができる訳ないじゃないか。それに、僕も姉さんと同じで、姉さんがいればそれだけで充分だから友達なんていう擬似的な情を持つような人間はいらないんだよ。そんな姉さんこそ友達はいるの?」
「私? いたわよ、昨日までは。でも、今日からは禮がウチの高校に入ってきたのだから他の人間なんていらないわ。だから、今まで友達と言っていた子には『今日からは私たち友達じゃないから軽々しく話かけないでね♪』と最大な作り笑顔で言ってきたわ」
うん、姉さんはやはり凄いな。色々と僕とは雲泥の差だ。
全く、誰だ、姉さんをこんな風に育てたのは。姉さんを育てた親が見てみたいな。毎日見てたけど。
「そうだ、姉さん。話戻すけど家のあれ、どうする?」
「あのままほっとけばいいんじゃないかしら? どうせ、あの家は私と禮以外は出入りしないのだからどうにでもなるわよ。それに、あんな汚らしいものを触る気もわかないしね」
「姉さんがそういうならいいけど」

ふむ。やはり、姉さんもそう言うか。
相変わらず、常識的な行動に移せないんだなぁ……人のことは言えないけど。
しかし、姉さんはいつ見ても綺麗だな。身長も高いし女性的な体つきしてるし。襲いたくなっちゃうよ、冗談だけどさ。
僕は生粋の冗談好きだ。冗談の冗談だけど。
うん、意味が分からなくなってしまった。まぁ、意味が分からなくなったとしてもその意味を追求してくるやつは僕という人間を除けばいないのだから気にすることもあるまい。
考えると頭は疲れるのだ。

「あ、禮、キスしましょ」
キス? きす? ここで、きす? キス? うーん……ここではマズイのではなかろうか。道にはちらほらと学校も仕事もない暇な人たちがいるのだから。ここでキスしたらバカップルと思われるかもしれない。
あぁ、それだけしか思われないのか。なら、別にいいや。僕も丁度手だけの姉さんの温もりというのを我慢できなくなってきてしまったわけだし。
そんなこんなで考え事を終了して姉さんの方を見ようとしたら唇に柔らかく熱いものが僕の言葉を発する最も大事な部分に当てられた。
多分、待ちくたびれてしまったのだろう。
しょうがない、姉さんに委ねよう。僕が抵抗すると不機嫌になり後でどんな報復が来るか分からないので仕方がない。

五分経過。
あれ? 長くないかな? ずっとキ……何度も言うと気恥ずかしいな。ちゅうしている状態である。
だが、姉さんに委ねると決めた僕だ。自分の言葉には責任は持たないと。
と、心にもないことを思ってみたりする。正直、こんなしてると暇なのだ。
だから、先程みたいに無駄なことを考えているのだ。たまに無駄なこと考えていると哲学的なことを考えるときがあるからびっくりだ。何にびっくりするのか自分で言っていて分からなくなった。そして、いつも通りの癖だ。その癖は皆様で考えてくれたまえ。誰に言っているんだろう? 自問自答してみたがどうでもよくなってしまった。飽きっぽいなかっこ笑いまる。
これじゃ、まるまるになっちゃうね。

かれこれ、ちゅうが始まってから十五分経過している。あれ? 少しというか普通に長すぎるので眼を正常どおりの使い方をして開きながら姉さんを見てみたら何と……寝ていた。
流石、姉さん。本当、びっくりだよ。
さて、ここはどうするべきだろうか。どうすれば、姉さんの好感度があがるのだろう。
いや、もう既にアゲアゲなのでこれ以上あがることは……ありそうだなぁ。てか、アゲアゲという使い方はあっているのかなぁとまぁ、少し現実逃避をしてみる。

さてさて、本当にどうしようか。
しょうがない、おぶって帰ろう。家まではここからあまり離れてないしね。
頑張れ、僕。

結論がまとまったということで早速、有言実行する。
姉さん、背が高い割には軽いなぁ……。しかも、柔らかい。勿論何がというのは言うわけがない。
言ったら、僕の人望が物凄く低下するからな。
元々、人望なんてないけど。姉さんからだけでも充分だし。

よくよく考えると世界の倫理的には僕ら姉弟は物凄く駄目なんじゃなかろうかと毎回思うわけだがそのあと決まって結論が出る。
そんなもの知らないとね。

そういえば、姉さんはそこら辺どう思っているのだろう?
覚えていたら尋ねてみよう。
覚えていることの方があまりないと思うけどね。


あとで、マスコットtwinsの続きも載せますので。
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道化姉弟

今晩は。
二つ目記事ー。

だけども、勉強もやることがなくなってしまったので、「アニマルtwins」のほかにもう一つ書いてみました、小説です。
ではでは、どうぞどうぞー。

※前の記事にコメ返しあります。
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綾瀬 衣兎

Author:綾瀬 衣兎
綾瀬 衣兎と申します。
ここでは、衣兎が好きなアニメやアニソンラノベについて毎日書いているところです。
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